写真撮影秘話・・・天使後ろ姿

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前にも一度アップした写真だけど、写真展で並べた順にもう一度アップします。
この写真だけは「アッこれだ!」って感じで、あっさり決まった写真です。
撮影のため向こう側に歩く後姿がとても絵になってたので、「そのまま止まって! 動かないで」と言って、3~4枚撮った中の一枚。
モニターで見ると一枚目が一番良かった。
それであっさりそれに決定。
こんなこともあるんですね。

それとは反対に生死を掛けた雪山撮影はMoreに・・・。




いまいち雪山をなめていた私と、突然の吹雪・・・。
ホテル出口で途方にくれていると、むこうに人影を発見。
もしかしたら・・・と思い、駆け寄り聞いてみると、やはりこれから吹雪の中を山小屋へ行くとのこと。
山小屋はいくつもあるけど、バス停から一番近い私と同じ山小屋を予約しているとのこと。
あああ~、神の助け~♫・・♪、ありがとう神様。
その方はおそらく60歳ぐらい、ガタイの良い男性、雪山は毎年来てるそうでかなり詳しい様子。
ともかくともかく、この方に着いて行こう。
今私の助かる道はこれ以外にない。
GPSと言ったと思うけど、自分の居る位置を確認出来る機械を持っていて、それを頼りに男性が動き出した。
ちょっと待って下さい、今置いていかれたら私の命はない。
私も必死。
その方はしっかりした装備と慣れた様子で、どんどん歩いて行く。
道が無い代わりに杭が1mおきぐらいに目印に打ってあるけど、何しろ1m先の杭が真っ白い雪の中で見えないのだから。
そうとうの吹雪です。
グゴゥー!という風の音と、目を開けてられないほどの雪の刺さるような痛み。
白白白・・・それ以外の色はまったく無い中、二人で吹雪の中を進む。
確か夏来た時は右に大きな池、左に地獄谷と呼ばれる熱湯のグツグツ煮え立つ場所があったはず。
あれはどこなんだろう?
池に落ちても地獄谷の急斜面を転げ落ちても命はないだろう。
写真撮りに来ただけなのにい~。
私になんの義務も義理もないそのおじさんは、どんどん歩いて行ってしまう。
おじさんの後ろで一人転げながら、必死に着いて行く私。
スノーシュー付けていれば平気で歩けるかと言うと、けしてそうではなく、一歩ごとに3~40cm柔らかい雪の中に沈みながらの歩行となる。
スノーシューの着地角度を少し間違えると、ズボズボと新雪の中に体ごと埋まってしまう。
そんな一歩一歩を踏みしめ歩き、精魂疲れ果てた頃ふと気付くと、おそらく地獄谷だと思われる斜面を、おじさんは何故かどんどん降りて行こうとしてる。
「そっちじゃないと思いますよ!」私は必死に叫ぶ、グゴゥーという風の音に声がかき消されないように。
だっておじさん杭の外に出てますよ!
おじさんも気が付いて慌てて杭の内側に戻る。
もう~、GPS持ってるんでしょ、しっかりして下さい、私まで命落としちゃうじゃないですか。
道なき道を風に飛ばされそうになりながら、40分ぐらい歩いただろうか。
これ又雪にほとんど埋もれてしまっているけど、山小屋の玄関らしきものが・・・向こうに見えた。
嬉しさと安ど感・・・命だけは救われた。
こうしておじさんの命を助けてあげた私とGPS間違えたおじさんは、めでたく山小屋にチェックインしたのでした(^^;
続く

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by jasminetea-m | 2008-02-04 17:04 | 好きな写真 | Comments(2)
Commented by Mlle_Amary at 2008-02-06 01:17
こんばんは☆
私が騙されたエンジェルちゃんの写真だわ^^;
このお写真、色、光の感じといい、ふわふわしててかわいいですね。
大判で見てみたいですね。ブログでみせてもらってうれしいです。ありがとうございます。
吹雪の中、40分ですか。。。でも、ちょと便りないけど道連れがいてくれてよかったですね。
でもそのおじさんも、さっさっと行ってしまうなんて。。。私も命がけで追っかけていきそうです。
目にうかぶわ、Jas子さん^^;
私も雪になれてないので、この前の雪の日、スニーカーで出かけて、
靴中まで、びしょびしょ冷え冷えになってしまったアホです^^;
でも、雪崩とかもよく聞くし、ほんとご無事でよかったですね。
今度はシャモニーですか^^; ピレネーでスキーしたことありますが、キレイですよ。フランスの山も。。。^^
PS:続く、が小さすぎて、今気づきました。ええまだ何かあったんですか?!^^; 楽しみにしてますね~
Commented by jasminetea-m at 2008-02-06 13:03
Amaryさん
イエイエ、まさかこれで遭難しそうになった話しはさすがに終わりです。
この後は天国のような山小屋滞在記が・・・。
そうそう、このおじさん、自分では雪山用ステッキ(?)を二本両手に持っていて、上手くそれを使いながらホイホイと雪道を下っていました。
私はステッキ無しで、坂道で思いっ切り転げました。
内心「一本貸してくれてもいいのに・・・」と思いました (^^;
まあ見ず知らずの山をなめてた人は、それなりの目に合いなさいということでしょう・・・。
でも、雪山を軽く考えていた私には、この辛い経験が心に深く響き、とても貴重な思いをしたと思います。
いいと思います、あの厳しさから学ぶところは大きいです(マジ)。
フランスの山かあ・・・、フランスは自然も豊かな所ですよね。
でも私、運動神経バカ悪です。
きっとスキーには一生縁がないでしょう・・・。
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