美しい景色と・・・

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泊まったホテルの屋上が朝食用レストランになっていて、毎日こんな景色を見ながらお食事。
ここのレストラン担当のおじさんもニコニコと感じの良い方で、泊まった初日に「どこから来たの?」と英語で聞かれ、「Japanよ」と言ってニッコリしか出来ない私だけど、気持ちの良い対応をしてくれて嬉しい。
食事スペースの上にも、階段を上がるとこじんまりしたスペースがあって、「そこでコーヒーを飲みながらゆっくりしてて良いよ」と教えてくれる。
階段が目立たない所にあるので、ちょっと穴場的場所。
一階上がっただけなのに急に視界が開けて、ほとんど人も来ずとても寛げる場所。
良い場所を教えてもらったわと思って、コーヒーを持って上がって一人寛いでいたっけ。
時々そのおじさんが上がって来て様子を見ていく、「コーヒーはまだあるかい?」とか言いながら。
本来親切な方が多いんだな、良かったあ・・・と思いながら、遠い国でホ~と深呼吸。
幸せ~♡、こんな時間が大好き。
Moreに続く・・・




今日はブルーモスクの内部の写真を撮ろうと思って、カメラを持って出掛ける。
大きな建物なのでグルグル歩いてしまい、入口が分からないで困ってしまった。
すると向こうに、日本女性二人とトルコ人青年が路上に出した椅子に座って、お茶を飲んでいるのを見つけ道を教えてもらうことに。
親切な絨毯屋のオーナー青年は道を教えてくれ、私にも「お茶を飲んでいきなさい」と。
こちらの方は気持ち良く皆にお茶を勧めてくれるんだ・・・なるほど、と思いお言葉に甘えることに。
熱いお茶が冷めるのを待ってる間に、女性二名は「私達も道を聞いただけなんです」と言って行ってしまったので、その青年と二人だけに・・・。
やはり日本語を流暢に話す彼は日本女性と結婚していて、まだ生まれたばかりの娘も居るそうで、「とっても幸せ、子供は本当に可愛い、こんなに可愛いと思わなかった」と奥様とお子さんの写真まで見せてくれた。
奥様との馴れ初めまで話し始め、にこやかに話す様子はとても優しく、幸せに溢れている感じ、いいなあ・・・。
急に「ちょっと絨毯見て行かない?」と言われちょっと強引な気もしたけど、お茶だけじゃ悪いかな・・・と思い、少しだけ見ることに。
あまり興味なかったけど、日本のインテリア雑誌も置いてあって、有名な雑貨ショップオーナーがこの彼の店をひいきにしてる記事まであり、ホホウ~と読ませてもらう。
そして「今夜ラマダン明けの時間に、従業員や友達も呼んで皆で食事会をするからいらっしゃい」と誘ってくれる。
昨日のパターンと似てるなあ・・・と思ったけど、彼ならさすがに安心かな、可愛いお子さんのパパだし、綺麗な奥様もいるし・・・と思い、「じゃあ夜7時に伺いますね」と言って別れる。

奥様が喜んでくれるかなと思い、大切にスーツケースに忍ばせていた海苔せんべいをお土産に持って行ってみると・・・。
奥様達は居なかった、「自宅は遠いので夕食はいつも別なんだ」とちょっと寂しそう。
でも他の従業員に誘われたという日本のおじいさんが一人いらしていた。
「やっぱりさっき誘われたばかりなんですよ」と言う。
まあ・・・大丈夫かなと思い、お食事を御馳走になる。
楽しく日本語で会話し、遠い異国でこんな招待を受けれたことが嬉しく、旅って不思議な出会いがあるなあ・・・と感慨深い。
食事が終わると「場所を移動しましょう」と、絨毯売り場に。
私は買わない意思をさっき伝えてあったので何も言われないけど、日本のおじいさんにかなり強引に絨毯を勧める。
困ってるおじいさんに「絨毯に興味ない場合もありますよね」と助け舟を出すと、さっきの優しかった青年が「あなた弁護士じゃないでしょ、黙ってて!」ときた。
ビックリする私、困惑のおじいさん。
おじいさんもまったく買う意思がないことが分かると、その青年「日本は韓国と中国に攻められ、どうせもうじき無くなる国だ!」と言い出した。
「どっちにしても少子化でもうじき無くなる!」とか、まったく別人のような様子に私達は帰ることに。
玄関に向かう時、青年は一応見送ってくれたけど、気が付くとこの時一杯居た従業員は一人も居なくなっていた。
そしておじいさんを先に外に出すと、その青年はドアの所に仁王立ちして出口を塞いでしまった。
私一人残した状態で!
体の大きな青年、ドアの巾一杯に立ち塞がり、おじいさんを勝手に見送っている。
焦る私、おじいさんも「おっ、大丈夫か?」と心配顔。
一瞬のスキをついて、青年の腕の下から潜り込むようにスルッと抜けた私。
ああ、良かったあ・・・。
私はおじいさんと必死にホテル方向に帰えった。

一体何だったの、今のは??
私は信用していた人の豹変ぶりに、ただただ唖然!
そして、このおじいさんを他の従業員が誘ってなかったら、一体どうなっていたの!、と足がガクガクとするのでした。

しかし・・・私にも落ち度はあった。
あんなに家族の話しを色々仕出すのも後から思うと不自然、良い人と思わせるための詐欺師の常とう手段と同じだ。
甘かった・・・。
あの奥様と子供の写真も、きっとまったくの他人のものなのだろう・・・。
この後は気を引き締めて旅しなければと、固く思ったのでした。
・・・・しかし、この後も色々な目に合うのです・・・。

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by jasminetea-m | 2007-11-01 16:49 | 旅が大好き☆ | Comments(6)
Commented by blue-18jp at 2007-11-01 18:28
うお~~~!!!!怖い!!こんな話しになるとは!!!
大丈夫でよかったです!!
こんな、異国情緒たっぷりの裏話し!!すっごくおもしろいです!!
何度も読み返しちゃいました( -ノェ-)コッソリ         
景色や、国の文化・・・色々あるんですよね~!!
すごいなぁ~~(>_<)
Commented by jasminetea-m at 2007-11-01 23:57
manaさん
今晩は。
ハイ、怖かったです(・・;
無事で何よりでした・・・。
世界には色々な事情で色々な方が生きているものですね。
勿論観光客相手の一部の人だけだと思うのだけど・・・。
本来親切な国民らしいのですが・・・。
世界は広いです、やっぱり気を引き締めないとですね。
Commented by mayukuro-hana at 2007-11-02 00:09
美しい景色とは裏腹にこんな怖い経験をされたとは、、、、
それにしてもご無事で良かったです、ほんとに。
でもまだあるのですか~~(*_*;
Commented by jasminetea-m at 2007-11-02 11:14
mayukuroさん
親切で安全な国ばかり行っていたので、この体験はちょっとショックでした・・・。
勿論それからラマダン明けディナーには誘われても行きませんでしたが、以外な所に以外な落とし穴があるのですよ・・・ (・・;
Commented by usarabis at 2007-11-02 15:36
jasumineさん、ご無沙汰しています。
いろいろあったんですね。だけど、ひどすぎるな~、これでは、何をどう信用してよいのか、わからない。。。
しかし、無事でよかったです。ほんとにそう思います。
Commented by jasminetea-m at 2007-11-02 21:28
usarabiさん
今晩は~、お久し振りです。
そうなんです・・・私もかなり甘かったと思うんだけど、信用出来そうな方だと思っていたので、かなりショックでした・・・ (・・;
旅先ではやっぱり慎重にしないと怖いですね・・・。
又遊びに来てね~(^^)♡
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