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いつだって一人で行けない世界もある

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ここまで書いて、ふと心配になった。
誰もがこんなふうに上手く行くとは限らないのでは・・・?
実は同じフランスで大変な思いをした友達が居るので、そのことも書いておきたい。

私がフランスから帰ってすぐ、友達に旅の話しをした。
「楽しかった、フランス人は皆親切だった、メトロも問題なかった、ちゃんと空気もあっ
呼吸も出来たよ♪」と。
するとその友達が数か月後に「私も行くことにした!」と言う。
添乗員さんと一緒に行動するパッケージツアーで、10歳の息子も一緒だと言う。
彼女の帰国後早速話しを聞くことにした。
「どうだった? 良い国でしょ?」
彼女の顔は複雑だった。
話しを要約すると、一日自由行動の日があって、メトロには何とか乗れたけど、乗り換え
でその後どう行けば良いのか分からなくて、怖い思いをした
息子が慣れない食事のせいか、途中で具合が悪くなって吐いて大変だった。
その時、添乗員さんが作ってくれたおにぎりが、旅の中で一番美味しい食べ物だった。
フランス人が冷たく感じて、最後まで馴染めなかった、などなど・・・。

そっ、それって・・・。
思い違いだと思うこともあるし、最低限のことは調べておけば良かったのにと思うけど。
馴染める国とそうでない国、人それぞれなんだなあ・・・と、初めて気が付いた。

*写真は今度買ったレンズベビーで初撮り、まだ試作ですが。


by jasminetea-m | 2019-05-21 09:18 | 旅が大好き☆

いつだって一人で行ける世界中11

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あっという間の11日間。
帰国の日、この前と同じ日本人の女性がホテルに迎えに来てくれた。
帰るのは、凄く名残惜しかった。
帰りたくないと本気で思った。

初めてのフランス、とても良い旅だった。
一番の思い出は、フランスの人に気持ち良く接してもらったこと。
その次に、写真でしか見たことのない憧れの地に行けたこと。
一番はやっぱり、人との繋がり。
どんなに憧れの場所に行って、憧れだったものに出会えても、その国の人とどう関わったか、
それが一番大事だと思う。
その他はみんな付録の様なものだと感じた。
帰国してから思い出すのは、あの時道を教えてくれたおばさん親切だったなとか、カフェ
お兄さん面白かったなとか、フランスで出会った人達の笑顔だった。

そして又きっと、近いうちに行こうと決めた。

*写真は昭和記念公園で。
 ネモフィラの中に一本だけコクリコが咲いていました。


by jasminetea-m | 2019-05-18 09:25 | 旅が大好き☆

いつだって一人で行ける世界中10

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私の拙い英語は、フランス人にも良く伝わった。
フランスの人は、ほとんどの場合が英語が話せない。
良く聞く話しに、「英語で話し掛けたら無視された」「本当は話せるくせに感じ悪い」などなど。
その度に「本当に話せないんだよ」と言ってみるけど、信じない人まで居る。
拙い英語の方がお互い同じレベルだから伝わるんだよ。
英語とフランス語はまったく違うものだから、話せなくて当たり前だと思う。
日本人だってまともな英語を話せる人なんてほとんど居ない、同じなのに。

例えば日本の街角で、早口で流暢な英語で道を聞く外国人が居たらどうだろう。
流暢過ぎて何言ってるか分からないと、焦ってしまうのではないか?
だけど拙い英語で一生懸命話し掛けられたら、どうだろう?
行きたい場所の地名は日本語なんだから、「あっちだよ」と指を指すことも出来る。
私がフランスで皆に良くしてもらったのは、おそらく英語が拙いから。
それから、この旅で凄くゼスチャーが上達したから。
勿論、一番大事なのは笑顔。
この人を何とか救ってあげたいと思ってくれるみたい。
元々、ラテン系で陽気な人ばかりだし、親切な人が多い。
一緒に居ると元気がもらえる。
だから何回も行きたくなってしまう。


by jasminetea-m | 2019-05-15 09:15 | 旅が大好き☆

いつだって一人で行ける世界中9

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11日間のパリ滞在の間に私がしゃべったフランス語のフレーズは、ほんのわずか。
それでも両替をしてもらったり、買い物したり、メトロに乗ったり、外で人に道を聞いたり、
レストランで美味しい物を食べたり、不自由を感じることはなかった。
会話集で覚えたフランス語が、必要な時にスラスラ出る訳ではなかったけど。
「attendre 待って」と言うと、皆ニコニコしながら待ってくれた。
その間に会話集のページを探し、「あっ! これこれっ!」と必要な言葉を指差した。
すると「D'accord OK」と少し笑いながら、答えてくれた。
必死に意志を伝えようとする見たこともない東洋人に、皆とても暖かく接してくれた。
この国の人は皆オープンで陽気な人ばかりだ。
こんなこともしゃべれないの?という態度を示す人は一人も居なかった。
ただ私が、どんな時でも絶対欠かさない言葉があった。
「Bonjour」と「Merci」この2つ。
フランスの人は皆きちんと挨拶してくれる。
だから私もそれを真似した。
挨拶をしたか、しなかったか、それはとても大事なことのようだ。
白人特有の眼光の鋭さは少し怖いと思う時もあるけど、挨拶をすると返してくれる笑顔は
突然親しみのあるものに変わる。
これはホテルの人や町行く人など、立場とは関係なく皆がそう接してくれた。
道を聞いたおばさんも男性も、私がいまいち理解してないようだと感じると、一緒に目的地
まで連れて行ってくれたりもした。
おそらく心配だったのだと思う。
英語もフランス語もちゃんとしゃべれないのに、こんな所まで来ちゃって大丈夫?、そう
思ったのだろう。
前から好きだったフランスの文化。
それだけでなく、暖かいフランスの人々が大好きになった旅だった。

*写真は散歩中に見つけた近所の小道、白い花に埋め尽くされていました。


by jasminetea-m | 2019-05-12 09:22 | 旅が大好き☆

いつだって一人で行ける世界中8

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パリの町はメトロで移動するのが一番便利。
バスはいまだに分かりずらいし、タクシーは高いのでもっぱらメトロを使う。
初めてのパリだったけど、路線図をコピーして来たのでそれで目的地を見つけ、乗り換え駅を探せば、
問題なく移動出来た。
目的地に無事着けるたびに、やれば出来るじゃない私っ! と、嬉しかった。
初めてのパリなので、メトロを利用してエッフェル塔や凱旋門、ノートルダム大聖堂を回った。
ノートルダム大聖堂に行ったのは、たまたまミサの行われる日曜日だった。
石の建物の中に讃美歌の歌声が共鳴して響き渡り、神秘的で感動的だった。
この前屋根を火事で消滅してしまった、・・・残念でならない。
ガイドブックで見て行きたかったロワール地方のお城は、交通の便が悪くて回るのには不便だった
ので、これはパリ発の一日バスツアーに参加して、3つのお城を見て回った。

憧れていたクリニャンクールの蚤の市も面白かった。
アンティークなガラスのシェードの、真鍮の電気スタンドまで買ってしまった。
持ち帰ることを考えると大変なのに、変に張り切っていたんだと思う。
勿論スタンドは今も大切に持ってます、・・・全然使ってないけど。

何も怖いことも心配なこともなかった。
行きたかった所へ行き、やりたかったことをやり、毎日楽しく過ごした。
こうして海外の旅に徐々に慣れて行った。

*写真は海の見える公園で、向うに小さく船が見えてます。


by jasminetea-m | 2019-05-09 09:54 | 旅が大好き☆

いつだって一人で行ける世界中7

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メトロチケットを持って、改札口に向かう。
改札機が3個並んだ小さな改札。
その時、隣の改札機で怪しい動きをする男が・・・。
改札機本体に両手を掛けて、腰まであるドアをヒョイと足を揃えて乗り越えて行く。
えっ、それって荒手の無賃乗車?
あっという間の出来事、ある意味見事だ・・・。
おお~っ! さすが自由の国フランス。

メトロの列車の中は当然フランス人ばかり。
東洋から来た親子連れは当時まだ珍しかったのか、何人もの人から集中的に見られることに。
それもかなりの勢いでジロジロと。
フランス人はというか、日本以外はどこの国も、皆自分の気持ちにストレートだ。
言いたいことはハッキリ言うし、思ったことは遠慮なく態度に表す。
その裏表のなさが私は好きだ。
これは合う人と合わない人がいるだろう。
最初は驚くだろうけど、慣れるととても居心地が良い。
相手は正直なんだから、こちらも正直な気持ちで接すれば良いだけ。
偽りがないことは気持ち良い。

*写真は4月に行った娘の住む大阪で、ネモフィラの咲くシーサイドパーク。


by jasminetea-m | 2019-05-06 09:19 | 旅が大好き☆

いつだって一人で行ける世界中6

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初めてのパリの夜を無事終えて、ホテルで朝を迎えた。
ホテルまで連れて来てもらってるんだから、無事に決まっているけど(*´ω`) 
私達の部屋はカーテンと壁紙が同じ柄、赤い大きな花柄の凝った造り、そしてやけに広い。
場所はエルメスやカルティエなど、ブランド店がひしめくフォーブール・サントノレ通り。
ここ、かなり高級な地区みたい。
「高級」や「ブランド」には興味も縁もない私。
もったいないなあ・・・、もっと小さい部屋で場所も外れで良いけど・・・。
ホテルがセットになっているので、勿論このホテルに泊まるけど。
高級志向に反して、ホテルの朝食の簡素なことったら。
クロワッサンとコーヒーとジャム、以上。
話しには聞いていたけど、本当なんだ・・・。
(最近はハムやチーズが付くようになりました)

今日から5歳の娘と二人だけ、頼れる人は誰も居ない。
日本で散々調べて得た知識と、コピーしてきた地図やメトロ路線図だけが頼り。
せっかくのパリだから、朝食後に地図片手に早速出掛けることに。
まずメトロの駅を探そう、ホテルの近くにコンコルド駅があるはず。
地図通り歩くと、ちゃんとそこにメトロ駅の入口があった、良かった。
パリのメトロは治安の心配もなく、とても分かり易い、初めてでもまず心配ない。
乗り継ぎは路線図を結べばどこへでも行ける。
10枚つづりのメトロチケットはお手頃なので、それを窓口のフランス人から買うことに。
ドキドキしながら「un carnet s'il vous plaît. 」と言うと、これがいきなり通じたっ!
凄く嬉しかった、やれば出来るじゃない私。
まず第一段階突破、なんだあ心配することはなかった。
娘の手だけは絶対離さないように、パリで迷子なんて、行方不明になったらお終いだ。

*写真は横浜の洋館周辺とその中。
 モデルはtomoさん。


by jasminetea-m | 2019-05-03 09:15 | 旅が大好き☆

いつだって一人で行ける世界中5

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乗り継ぎのため、途中イギリスのヒースロー空港で飛行機を降りた。
乗り継ぎ用カウンターに行くと、さっきまで機内に沢山 居た日本人はどこにも居ない。
周りは全て白人。
イギリスが目的地だった人達はもう、出口に向かったのだろう。
もう日本語は通じない、こんな所まで来てしまったと改めて焦った。
ドキドキしながら乗り継ぎ手続きを済ませ、パリに向かう飛行機に乗った。
ヒースロー空港から、パリのシャルルドゴール空港までは数時間だった。
ブルーの誘導灯の煌めくシャルルドゴールは、すでに夜だった。
光りが瞬き、とても美しかった。
着いた、フランスだ。
子供の頃から憧れたフランスだ。
不覚にも誘導灯の光がジワッと滲んだ・・・。

送迎付きなので、空港でお迎えの40代ぐらいの日本人女性が待っていてくれた。
真っ赤な革ジャンとパンツの、全身真っ赤な女性。
凄い派手だなあ、日本には居ないな・・・フランスは自由の国なんだ。
他にそのツアーに参加した日本人は3人だけだった。
同じ飛行機で来たはずだったけど、初めてCDG(シャルルドゴール)で対面した。
キビキビとしたその真っ赤な女性に付いて、ホテルまで送ってもらった。
この後は迎えのある9日後まで100%フリータイム、自由行動。
初めてのフランス、さすがに少し緊張した。

*写真は横浜の洋館の一つです。


by jasminetea-m | 2019-04-30 09:21 | 旅が大好き☆

いつだって一人で行ける世界中4

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子供の頃から憧れ続けたフランス。
行くことをまず決めてしまって、もう後戻りできない状態から準備を始めた。
後戻り出来なければ、前に進むしかない。
買った二冊のガイドブックは、どこに何が書いてあるか記憶してしまうほどに読み耽った。
現地に行ってからは、日本語しか話せないから、困ることがあっても聞ける人は居ない。
町の造りや地下鉄の路線図から始まって、レストランやホテルでのマナー。
行きたい場所や行き方も調べ、上手く現地ツアーを使うものと、自分で行ける所を分けた。
当時スマホなど便利な物はなく、同時に買った会話集。
一番最初に覚えたのは「Ou sont les toilettes? トイレはどこですか?」
5歳の子供が居るので、これだけは覚えておかなければ。
全て暗記は出来ないけど、必要最低限のいくつかを必死に覚えた。
出発までの数か月間は、フランスに関する下調べに、毎日のように時間を費やした。
だけど初めてのヨーロッパ、初めてのフランス。
行ってみないとどうなるか分からない。

いよいよ当日。
期待と不安な気持ちを抱えたまま成田に向かった。
オールフリーのツアーだったので、搭乗手続きを自分で済ませ、飛行機に乗り込んだ。
本当にフランスに行くんだ、大丈夫かな・・・。
少し緊張して来た。

*写真は少し前に撮った、こぶしの花と木です。


by jasminetea-m | 2019-04-27 09:22 | 旅が大好き☆

いつだって一人で行ける世界中3

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そうだ、フランスだっ! 
子供の頃から好きで見ていたTVの旅番組、毎週色々な国を案内してくれるけど。
「なんて素敵な所だろ、こんな所行ってみたい」と思う国は、必ずフランスだった。
自分でも不思議だった。
「好き」には理由がないと言うけど、自分の感性に合うから好きなんだろう。
大人になると益々惹かれるものがあった。
美しい街並みは勿論、パリで撮られた妖しさをも感じる写真、印象派の絵画にも。
そして文化服装学院の先輩でもある、高田賢三が活躍するフランスでもあった。

グァムで何も困ることなく楽しく過ごし、帰国したことで少し自信も出来た。
だけど、日本人も少ないだろうし、まったくフランス語もしゃべれない。
この時点でしゃべれるフランス語は、「Bonjour」と「Merci」の2つだけだった。
取りあえず最低限、ホテルと送迎とエアー(飛行機)の付いてるものにしよう。
そうすれば最悪でも、日本に帰り損ねることはないだろう。
そして、勿論オールフリーのもの。
5歳の娘はお母さんが居ないとイヤだから、一緒に行くと言う。
息子はもういいやと言うし、旦那さんは相変わらず興味なし。
今度は娘との二人旅になった。
夏に行ったグァムから数ヵ月、安くなる秋のフランス11日間を申し込んだ。

*写真は横浜の桜です。


by jasminetea-m | 2019-04-24 09:05 | 旅が大好き☆